旧岩崎邸(東京)

旧岩崎邸は、ジョサイア・コンドルの設計の洋館と書院造りを基調にした和館が見事な岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として造てられました。

 

現存しているのは洋館と別棟の撞球室(ビリヤードをするためのログハウス)と和館の3棟です。木造2階建・地下室付きの洋館は、鹿鳴館の建築家として有名な英国人ジョサイア・コンドルの設計で近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。館内の随所に見事 なジャコビアン様式の装飾が施されていて、同時期に多く建てられた西洋建築にはない繊細なデザインが、往事のままの雰囲気を漂わせています。和館は完成当時は建坪550坪に及ぶ大きな邸宅でしたが、現在は一部がのこされていますが、ふすまの大きさなどは古民家というよりはもはやお城です。

 

 

当時は約1万5,000坪の敷地に、20棟もの建物が並んでいましたが現在は3分の1の敷地となり庭園として公開されています。

基本情報

所在地 東京都台東区池之端

入園料 一般400円

交通

東京メトロ千代田線「湯島」(C13)下車 徒歩3分

東京メトロ銀座線「上野広小路」(G15)下車 徒歩10分

都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」(E09)下車 徒歩10分

JR山手線・京浜東北線「御徒町」下車 徒歩15分

 

お問い合わせ

旧岩崎邸庭園サービスセンター

https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html

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