古民家鑑定とは、古民家の現在のコンディションを確認し、固定資産税の評価基準とは別の建物耐久性や今後のメンテナンススケジュールなどをご提案する厚生労働省認可財団法人職業技能振興会が認定する「古民家鑑定士」がおこなう建物検査=インスペクションです。
現在国土交通省の考える中古住宅を流通させる品質基準では1981年以降の新耐震基準を満たさなければ中古住宅瑕疵担保保険や地震保険などを掛けれず伝統構法で建てられた古民家は残念ながらその価値を認められていません。
しかし、今後の持続可能な循環型建築の推進の為には「古民家に於いて消費者に安全と安心を提供する」ことは必要不可欠であり、古民家を積極的に「再築」し、より安心して永く住み続けて頂く為の取り組みを国土交通省「中古不動産流通市場の活性化に関する調査検討業務」業者間連携による新たなビジネスモデル等に関する調査・検討業務実施者 四国中古住宅流通促進事業協議会(略称 四国連携) 理事 として、また古民家鑑定士資格者育成の為に一般社団法人住まい教育推進協会事務局長として活動をおこなっています。
日本の住宅の平均寿命は現在約30年。アメリカの104年やイギリスの141年と比べても極端に短命です。日本の木造住宅は長持ちしないのでしょうか…
古民家を学び、古民家に活かされた先人達の技を現在のライフスタイルに合わせた家づくり、持続可能な循環型建築を推進し、伝統構法で建てられている住宅を伝統構法のまま再活用する事、伝統構法に使われている部材を再活用して新築住宅に使用する事を「再築」といいます。
築50年程度経過した建物を古民家といいます。
「古民家」を積極的に「再築」し、より安心して世代を超えて永く住み続けて頂く事を進めています。
それは、次世代が住宅ローンに苦しまず豊かな生活を過ごす事が出来るとともに、無駄な廃棄物を出さずに地球温暖化防止にも貢献する新しいライフスタイルになります。
厚生労働省認可財団法人職業技能振興会認定「古民家鑑定士」資格の学習プログラムを策定し、教本著者である川上幸生が在住している地元愛媛県松山市を中心に活動しています。
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