地鎮祭とはその土地の神様に家を建てることを報告し、工事中の安全をお願いする大切な儀式です。
地鎮祭は朝一番に行うことが多いです。
朝から棟梁たちと土地の真ん中に4m四方ぐらいで4本杭をうち笹を立てます。
笹には荒縄を巻きます。
神主さんを神社にお迎えにいき10時から行いました。
お客様の家の地鎮祭も合わせると31回目の地鎮祭で緊張もなかったのですが、初めて経験する嫁は緊張したそうです。地鎮祭自体は15分ぐらいで済むんですが、前日の買い物など準備の方が結構時間がかかりますよね。
準備するものは下記のようなもの
施主で準備する物は
米 5合以上一升未満
赤い魚 鯛
酒 一升
乾物 3〜5種類
野菜 3〜5種類
果物 3〜5種類
玉串料 2万円 熨斗袋には玉串料と書きます。費用についてはお気持ちということになりますが、聞いてもらえば神社さんに確認します。
施工者側では
盛り土
竹
縄
図面を用意します。
組み立て式の祭壇、榊、三法や荒縄に巻きつける和紙をカミナリのような形に折った紙垂(しで)は神社で用意してくれます。
式自体は神主さんが勧めてくれるのであまり心配することはないと思います。施主がすることは、神主さんに頭をおさげくださいと言われたら下げること、榊を祭壇に備えること(榊を渡されるので祭壇において、二回お辞儀をして、二回手を叩き、最後に一礼(二礼二拍手一礼)、そして祭壇横に施工者が砂の山を作っているので木のスキ(これも施工者が用意しています)で砂の山を「えい、えい、えい」と三回掘り返します。
式が終われば神主さんがお話をしてくれるので聞いて終わりです。神主さんにお願いすれば記念写真も撮らせてもらえますので、記念に残しておくといいと思います。
終了後は建物の位置を決めて地面に縄を張り(縄張り)、建物の基準となる水平線を出すための丁張りをかけます。
家づくりはスゴロクのようです。土地探しから、契約、融資、確認申請と楽しいこともあればめんどくさいことも含めてひとコマづつ進めて行かなければなりません。スゴロクならサイコロの目によってふたつ進むこともできますが、家づくりは各駅停車で進んでいきます。
仮設の水道と電気工事をして来週ぐらいから基礎工事、次の大きなイベントは建前ですが、多分2月の中旬か終わりぐらいにはできる予定です。