外壁の工事が進んでいます。
今回は三種類の外壁で仕上げる予定です。
建物全体は、乾式工法のサイディングを貼って塗装します。通常は塗装されたものを貼るのが一般的ですが、今回は無塗装のサイディングを貼ってからリシンという塗装を施します。多くの家で今までは軽量モルタルを壁に塗り、左官仕上げ材かリシンで塗装してきました。その理由は継ぎ目を作らず仕上げられるからですが、今回はコスト、工期短縮でこの方法を採用してみました。10年以上までにやりましたが今回はさらに少し改良してます。
サイディングの縦の目地は消しますが、横1階と2階部分には水切りを入れました。角の部分は役物でなくコーナーを使います。どんな仕上がりになるか楽しみです。
二つ目の材料がガルバ、ベランダの壁にポイントで使います。ベランダの笠木も板金屋さんで作っています。既製品もありますが、形状が限られているため造作で作成です。笠木は平らではなくて内側に向かって傾斜させ、雨水が内側に落ちるようにしています。また水切りも、ベランダの壁3方はガルバに合わせて銀色、躯体壁は外壁の色に合わせて白色にしています。
三つ目は杉板、ベランダ下の雨のかかりにくい部分に使います。
今回は珍しくアルミサッシもを使います。今まで木製サッシや樹脂サッシを多く使ってきました。断熱性は抜群ですが、その代わり開け閉めなどはアルミに比べてしにくいのも事実。もう一度一番多く使われているアルミサッシで検証し直し、アルミでも十分、あるいは樹脂がやっぱりいいか、以前の家は木製サッシを入れたので今回も自分自身の体験でお客様にも伝えたいと思います。色もシルバーは初挑戦の色ですからこれも楽しみです。